2024.04.16
規格住宅は「おしゃれなデザイン・間取りでローコスト」を叶える新築の形!そのメリット、注意点とは
目次
1. 規格住宅とは
2. 規格住宅のメリット
3. 規格住宅のデメリット
4. 規格住宅を購入する流れと価格相場
5. 規格住宅のハウスメーカー選びに困ったらここをチェック!
6. 埼玉でコスパよくデザイン住宅を建てるならTrente
2023年は「平屋回帰」がトレンドになったように、最近の住宅はコンパクトで長く住みやすい、かつ都会にも建てやすくコスパが良い住宅が人気です。
規格住宅もまた、フルオーダーやセミオーダーに比べるとローコストで、ほどよい自由さもある住宅として注目を集めています。
そこで今回は、規格住宅とはどのような住宅なのか、メリットやデメリット、注意点も含めてご紹介します。
規格住宅とは
規格住宅とは、具体的にどのような住宅なのでしょうか。
まずは、規格住宅について、整理して解説します。
新築の住宅は「建売住宅」「注文住宅」に分類
家を新築する時、私たちは「建売住宅」にするのか、それとも「注文住宅」にするのか、2つの選択肢があります。
規格住宅は「注文住宅」に含まれるため、まずはこの2つについて理解しておく必要があります。
建売住宅
建売住宅は、土地と建物がセットで販売されている住宅のことを指します。
建物は既に出来上がっている状態であり、自分や家族の希望に沿った間取りや建材の使用は基本的にできません。
しかし、注文住宅に比べると費用が抑えやすく、既に土地もセットになっているため土地探しから始める必要がない点はメリットです。
家とその環境を見て、購入するかどうかを決めることができるため、仮に購入した場合のイメージもしやすく、購入後はすぐに入居することができます。
注文住宅
注文住宅は、家の設計に自分の意見を十分に反映させることができる住宅のことを指します。
間取り、デザイン、設備など、さまざまな部分をハウスメーカーや工務店に相談しながら作っていくため、好みや希望が形になりやすい点が大きなメリットです。
建売住宅に比べると、はるかに自由度が高く個性豊かな住まいを実現しやすいですが、そのぶん時間や手間、費用がかかります。
ただし、どの程度までハウスメーカーや工務店に任せるのかによって、時間や手間、費用は変わります。
注文住宅は「フルオーダー」「セミオーダー」「規格住宅」に分類
注文住宅は、自由度が高いとご紹介しましたが、その程度によって「フルオーダー」「セミオーダー」「規格住宅」のいずれかになります。
フルオーダー
フルオーダーは、その名のとおり間取りや設備、デザイン等を建築基準を満たす範囲内で何から何まで自分で決められる住宅を指します。
工事期間の目安は10ヶ月~12ヶ月と長めで、費用も他のタイプに比べれば高くなりがちですが、そのぶん自由度は高く理想どおりの家を実現しやすい点がメリットです。
セミオーダーの家
セミオーダーは、ある程度用意された選択肢から自分の理想に近い形を選んでいく住宅のことを指します。
フルオーダーほどの自由度や細部へのこだわりを実現することは難しいですが、工事期間は8ヶ月~10ヶ月とやや短くなり費用もフルオーダーに比べると抑えやすくなります。
規格住宅
規格住宅は、ハウスメーカーや工務店が提示するプラン(規格)に沿って、決められた選択肢の中から選んで建築する住宅のことを指します。
セミオーダーと似た部分もあり、しばしば混同されますが、自由度はセミオーダーよりも低くなります。工事期間の目安は6ヶ月~8ヶ月と短く、費用負担はフルオーダーやセミオーダーよりも少なくなります。
規格住宅を建てる際の費用相場
規格住宅の場合、一般的な大きさの家であれば坪単価30万円~50万円程度が相場となります。
もちろん、建築するエリアや場所、依頼するハウスメーカーや工務店等により、費用相場は変わってくるため、あくまでも目安として確認しておきましょう。
規格住宅をローコストで建築できる理由
規格住宅は、注文住宅の中では費用負担を抑えやすいという特徴があります。その理由は、以下のとおりです。
・大量生産によるコスト削減
・工期の短縮化による人件費の削減
・細部へのこだわりが少なくて済む
規格住宅の場合、ある程度の選択肢はあるものの、規格化されたものの中から選ぶこととなります。
そのため、ゼロから何もかも作るフルオーダーとは違い、大量生産される建材や設備の中から選ぶため、それらにかかるコストは少なくなります。
また、細かな部分まで打ち合わせる必要がなく、工期が短くて済むため人件費も抑えられます。
フルオーダーでは、細部にこだわっているうちに、どんどん費用負担が膨らみやすいという面もありますが、規格住宅であればそのような心配も少なくて済みます。
規格住宅のメリット
ここまでのご紹介で触れたように、規格住宅を選ぶメリットは多いです。
あらためて詳しく見ていきましょう。
注文住宅よりも工期が短くなる
注文住宅は、たくさんの情報を集めることから始まり、何度も打ち合わせを重ねて決めていくことが多数あります。
実際のところ、家を建て始めるまでに要する時間が長くなることも多々あり、選択肢が多ければ多いほど悩む時間も増えるでしょう。
しかし、規格住宅の場合はある程度決められた選択肢から選ぶため、比較検討の数が少なくスムーズに決めやすい点がメリットです。
打ち合わせの回数が少なく、大量生産を見越した資材の取り寄せとなるため、希望に合うものを見つけて取り寄せるよりも短期間で行えることが多いです。
さらに、規格住宅の場合はある程度の仕様が決まっており、工程はマニュアルに沿って行いやすくなっています。
建築中のトラブルが起きにくく、予定どおりの工期で無事に完成まで辿り着きやすい点もメリットでしょう。
完成したときの姿がイメージしやすく失敗しにくい
多くの方は、住宅の建築に関して知識が少なく、理想はあったとしても具体的にイメージすることは難しいでしょう。
規格住宅は、ある程度仕様が決まっているぶん、完成後のイメージがしやすい点もメリットです。
何よりも、規格住宅はハウスメーカー等がこれまでの家づくりで得たノウハウを活かしたプラン・仕様となっています。
実際に完成した家を見て、住み始めて後悔しにくいという意味では、安心感も得やすいでしょう。
建築費用の目安がわかりやすく、ローコスト
ある程度、建材や設備などが限定される建売住宅では、材料にかかる費用が既に抑えられており、家全体にかかる費用も少なくなります。
そして、マニュアル化された手順に沿って建築されていくため、その流れは合理的であり、工期も短くなります。
フルオーダーによくありがちな、「こだわっているうちに予算オーバーする」という現象を防ぎやすくなるため、建築費用の見通しがつきやすい点もメリットです。
建売よりは自分の好みを反映させやすい
規格住宅はある程度選択肢が限られるものの、既に完成している建売住宅よりは好みや希望を反映させやすいです。
一部だけでも自分で選んだデザインや設備で満足度を高めたい場合にも、ぴったりな方法と言えるでしょう。
おしゃれで暮らしやすい間取り・外観・仕様が揃っている
同じ新築でも、建売住宅と注文住宅とでは、印象が大きく変わることが多いです。
なぜなら、建売住宅はごく一般的な建材を使って、多くの方にとって暮らしやすい家を建てるからです。
一方、注文住宅は、汎用的である必要はありません。
家を建てる人が良いと思うデザイン・設備・性能などにこだわることができます。
規格住宅は、選択肢はある程度まで限られ、規格化されている部分も多いですが、注文住宅の良さも持ち合わせています。
ベーシックなものだけでなく、個性的でデザイン性にこだわった商品も多く、どうしてもこだわりたい部分についてはオプションでカスタマイズすることも可能です。
規格住宅のデメリット
メリットの多い規格住宅ですが、場合によってはデメリットが生じる可能性もあります。
土地の形状によっては建てられないことがある
規格住宅は、基本的には規制の少ない四角形の土地に建てることを想定して、ベースとなる間取りが設けてあります。
そのため、三角形などの不整形地や狭小地などでは、規格住宅のベースとなる間取りに合わず、対応できない可能性があるのです。
土地の購入の段階で、規格住宅にする予定がある場合は、十分な注意が必要でしょう。
間取りの変更ができず仕様の自由度が低い
先ほどもご紹介したように、規格住宅は基本的に四角形の土地に建てることを想定した間取りのパターンがベースとなります。
間取りについて強い希望があり、妥協することが難しいほどこだわりたい場合は、規格住宅での対応が難しい恐れがあります。
できる限り自由に理想的な家を建てたい方は、フルオーダーの方が向いているでしょう。
理想を全て反映させることは難しい
家づくりでこだわりたいのは、間取りばかりとは限りません。建材、設備、デザインなど、決めていく部分はたくさんあります。
規格住宅の場合は、基本的に提示される選択肢の中から選んでいく形となるため、必ずしも理想どおりの選択ができるとは限りません。
事前によく確認して、フルオーダーやセミオーダーの方が良いのか、それとも規格住宅の方が合っているのか検討されることをおすすめします。
規格住宅を購入する流れと価格相場
ここからは、実際に規格住宅を建てるまでの流れと、費用相場について見ていきましょう。
・規格住宅を扱うハウスメーカー、工務店を探す
・理想に近い規格住宅のあるハウスメーカー、工務店を選ぶ
・家づくりの相談をする
・具体的なプランを提示してもらい、見積もりを依頼する
・プランの内容や見積もりに納得できれば、建築請負契約を結ぶ
・建築工事を開始
・家の完成、引き渡し
以上は規格住宅の相談から完成までのおおまかな流れであり、実際は引っ越しや住宅ローンの申し込み・審査なども発生します。
規格住宅のハウスメーカー選びに困ったらここをチェック!
規格住宅を建てる際、慎重に検討したいのがハウスメーカー選びです。
どこを選んでも、規格住宅ならさほど大差ないと思われるかもしれませんが、希望に近い規格住宅を建てるなら妥協せずにリサーチしましょう。
間取りや仕様の選択肢の種類・内容
具体的にとまではいかなくても、新築を建てるのであれば「こんな間取りにしたい」などの希望は少なからずあるでしょう。
規格住宅の場合、基本的に提示される選択肢の中から選んでいくこととなるため、この選択肢の種類や内容がとても重要です。
間取りや仕様の選択肢については、すべてがインターネットで取り寄せられるとは限らないため、気になるハウスメーカーが見つかった段階で資料やプランを取り寄せましょう。
複数のハウスメーカーから情報を取り寄せて、比較検討されることをおすすめします。
希望の土地に建てられるか
家を建てる土地が既に決まっている場合は、その土地に建てられる規格住宅を扱っているかどうかも大切なポイントです。
規格住宅の場合、四角形の土地に建てることを前提としたものが多いこともあり、狭小地や四角形以外の土地を購入・保有している場合は注意が必要です。
土地の購入と新築住宅の購入は、できれば同時に行うのが理想的です。
規格住宅を建てるつもりで土地探しをしている方は、その点についても意識して考えていきましょう。
家を建てる土地が既に決まっている場合は、その土地に建てられる規格住宅を扱っているかどうかも大切なポイントです。
規格住宅の場合、四角形の土地に建てることを前提としたものが多いこともあり、狭小地や四角形以外の土地を購入・保有している場合は注意が必要です。
土地の購入と新築住宅の購入は、できれば同時に行うのが理想的です。
規格住宅を建てるつもりで土地探しをしている方は、その点についても意識して考えていきましょう。
家の外観やデザインが好みに合うかどうか
家の外観や全体的な雰囲気、デザインが好みに合うかどうかは、その後の満足度に大きく影響する可能性があります。
ハウスメーカー選びの段階であまり比較検討せずに決めてしまうと、理想とする外観や雰囲気の規格住宅が見つからず、予算や間取りだけで決めてしまいかねません。
しかし、時間をかけて調べてみると、他のハウスメーカーでは間取り、予算、外観などより自分の好みに合う規格住宅を扱っている可能性もあります。
せっかくの新築ですから、できるだけ見た目や雰囲気にもこだわって決めていきましょう。
埼玉でコスパよくデザイン住宅を建てるならTrente
「Trente(トレント)」は、規格住宅のコスパの良さと注文住宅のデザイン性の良さを両方叶える、魅力満載の住宅プランです。
規格住宅では物足りない、しかしフルオーダーやセミオーダーほどの費用負担は難しいという方は、ぜひチェックしたいデザイン住宅。
どんな暮らしを想い描くのか、人それぞれのライフプランに応じた理想的な住まいが見つかりやすいでしょう。
さらに、豊富な施工実績から導き出された失敗のない家づくりのノウハウが、あちこちに取り込まれています。
Trente(トレント)の良さは、デザイン性だけではありません。
建物の安全性を確保するための構造躯体で、抜群の耐震性を持ち、高気密・高断熱仕様により快適性も存分に高めてくれるハイスペック住宅性能にもぜひ注目してみてください。